留学体験記(対外経済貿易大学)

    • 氏名:田中佳那
    • 所属:国際地域学部国際地域学科東アジアコース(現露中韓コース)
    • 留学期間:2019年9月~2019年12月

  

 

私の留学体験記

私は語学力を伸ばすなら現地に行くべきだと思い、中国らしさを感じられる北京を留学先に選びました。留学中の授業はかなり速い進度で進んだので、授業後の復習が欠かせませんでした。
また午前の授業時間以外は自由時間だったので、友人たちと少し遠出をしたり、カラオケでお互いの国の歌を披露したりするなど、交流する時間も大切にしました。多様な国の学生と交流し、多様な価値観を受け入れることができるようになったと感じます。留学で自分がどう成長するかは意識の問題で、話そうとすることが一番大切だと気づきました。新型コロナウイルスの影響により半年の留学期間でしたが、とても貴重な経験ができました。

留学中、最も乗り越えるのが困難に感じたエピソードを教えてください。

中国人に日本語を教える機会がありましたが、拙い中国語であったこと、そして母語であるがゆえに日本語の文章の仕組みをよく理解できておらず、説明することが難しかったです。
まずは日本語の文章の仕組みを理解して、それを中国語で伝えられるように空き時間に準備しました。説明するために学んだ中国語の表現能力も広がりました。

留学後の卒業時期と就活への不安はありませんでしたか?

留学前は不安でしたが、留学後は卒業時期を1年延ばしても留学期間は1年間が良いなと思いました。就活活動は不安でしたが、実際どういうものなのかイメージできなかったため、留学前にキャリア支援センターに相談に行くと良いと思います。

留学中最も楽しかったことを教えてください。

クラスメイトやその繋がりでできた友人たちと授業後にご飯会を開いたり、遊びに行ったりしたことです。たくさん話をして、色々なことを知ることができました。

あなたの今後の人生に、留学経験は役に立つと思いますか?

役に立つと思います。言葉が思うように伝わらない中でも、気持ちは伝わるし、分かち合うことができます。伝えようとすることが大事だと学びました。また様々な国の人と関わる経験から、自身の価値観をより柔軟に変えることができました。

後輩へのアドバイスをお願いします。

留学することをゴールにするのではなく、その中でどんなことをしたいか、成し遂げたいかを明確にしてから留学するとより有意義な時間を過ごせると思います。