開学へのあゆみ

沿革

本学は1963(昭和38)年に創立された県立新潟女子短期大学を前身とする、半世紀以上の歴史と豊かな伝統を有する公立大学です。

女子短期大学時代には、幼年期における教育や食・栄養といった、いわば人間生活の原点を形成する分野での教育研究を行うとともに、日本海を挟んでロシア、中国、韓国と直接向き合う新潟の地理的条件を活かした東アジアと国際関係に関する教育研究を行うことによる人材育成や調査研究等を推進して参りました。

一方で、新潟県の高等教育の充実と県立4年制大学の早期実現に対する県民世論が高まる中、パブリックコメントを通じて広く意見を求めるとともに、県立大学設立有識者懇談会による検討の結果、人文社会科学系、特に東アジアや国際関係を重点領域とする国際地域学部と、人間系、幼年期の教育や食と栄養という人間生活の基盤となる分野を重点領域とする人間生活学部という2つの専門領域を柱とする4年制大学として、2009(平成21)年に開学し、新たに歩み始めました。

更に、大学院国際地域学研究科、国際経済学部、大学院健康栄養学研究科及び北東アジア研究所を開設し、今後とも、本県の知の拠点として活動して参ります。

昭和38年4月 県立新潟女子短期大学 開学(家政科(被服専攻・食物専攻)を開設)
昭和41年4月 英文科及び幼児教育科を開設
平成5年4月 家政科の名称変更(生活科学科(生活科学専攻・食物栄養専攻)
幼児教育科の名称変更(幼児教育学科)
英文科の名称変更(英文学科)
国際教養学科を開設
生活科学科に生活福祉専攻を開設
平成7年4月 専攻科(食物栄養専攻)を開設
平成18年1月 「新潟県立大学(仮称)基本構想」を新潟県が公表
平成19年10月 県の県立大学設立有識者懇談会が提言書を知事に提出
平成21年4月 新潟県立大学 開学(国際地域学部、人間生活学部を開設)
平成24年3月 県立新潟女子短期大学 閉学
平成27年4月 大学院国際地域学研究科(国際地域学専攻)を開設
令和2年4月 国際経済学部を開設
令和5年4月

大学院健康栄養学研究科(健康栄養学専攻)を開設

北東アジア研究所を開設