北東アジア研究所の三村光弘教授がNHK・BS『国際報道2023』(2023年12月19日放送)に出演しました

学生・教職員の活動 北東アジア研究所 2023年12月21日

北朝鮮は、ミサイル発射など対米強硬姿勢を誇示している一方で、金正恩総書記は国内経済が厳しいことを認め、特に開発が遅れている農村の状況を改善することを表明している。中国と北朝鮮の国境付近では陸路での貿易が再開し、ロシアへの武器供与も始まった可能性があるとの見方がある。

三村光弘教授は「北朝鮮は制裁やコロナの影響で経済は厳しい状況にあるが、米国への抑止が重要であり、国がなくては経済もないという考えである。一方、国防は最優先だが、国民生活が良くならなければ国民がついてこないことを理解しており、経済を重視する政策を継続している。経済の落ち込みの大きな原因の一つは国連安保理決議に基づく国際的な経済制裁で、制裁解除には米国との関係改善が必要だが短期的には難しい。したがって、国内経済の活性化と中国・ロシアその他の発展途上国等との貿易投資関係を増やすことになる。現在、中国が貿易額全体の95%を占めているので1つの国に依存しすぎないことも重要な課題である。」とコメントしました。

 

NHKプラス(2023年12月27日 5:00まで)
国際報道2023(2023年12月19日)▼カメラが捉えた北朝鮮~中朝国境で何が~