南相馬市子ども支援プログラム:子どもたちの楽しそうな顔からもらったたくさんの元気

活動報告 2020年12月25日

南相馬市子ども支援プログラム

山岸 亮之さん
人間生活学部子ども学科 3年

新潟県立大学南相馬市子ども支援プログラムは、被災地の子ども支援を目的としており、福島県の南相馬市の児童クラブで大学生と小学生の子どもたちが放課後に一緒に遊んだり、勉強したりして共に時間を過ごす3日間のボランティア活動です。

活動の内容としては、子どもたちのグループに入ってボール遊びやカードゲームをすることや、学校の宿題を見てあげることが主なものでした。子どもたちは元気いっぱいで明るく、遊びを通じてすぐに打ち解けることができ、子どもたちを笑顔にすることを目標にしていたのですが、私の方が子どもたちの楽しそうな顔からたくさんの元気をもらっていました。

そして、また会えた時に子どもたちの成長を見たいと思うと同時に、私自身も期待に応えられる年長者として成長した姿を見せられるようにしたいと思い、今もその気持ちが何事にも努力する励みになっています。

3日間の活動の最後に、子どもたちに「またね」と言って別れるのですが、その時にずっと手を振ってくれていたみんなの姿は未だに頭の中に鮮明に残っていて忘れられません。

今は新型コロナウイルス感染症の影響で「またね」の約束を果たせていませんが、次にまた会える時が来る日を信じて、子どもたちと再会できる日を楽しみにしています。