ケースワーカーとして「その人らしい生活」のサポートをしていきたい:先輩から教えていただいた就活のアドバイス

卒業生インタビュー 2022年02月07日

竹田 紅奈さん

人間生活学部子ども学科 2020年3月卒業
新潟市役所 勤務

卒業研究テーマ:「農業分野における障がい者雇用がもたらす共生社会への影響とその課題」
卒業研究担当教員:小澤 薫 准教授

今の職業に興味を持ったきっかけや仕事のやりがい、現在の仕事内容は?

現在は生活保護のケースワーク業務をしています。自分の担当世帯のお家を訪問して、生活状況を確認したり困りごとをお聞きして、必要に応じて関係機関の方と一緒に、その方の生活をサポートしています。

担当世帯と関わる中で、周囲から見ると支援が必要に見える場合でも、ご本人に困り感がないことがあり、その世帯にアプローチする時は、どのように関われるか悩むこともありました。ご本人の意向を確認し、職場の上司・先輩や他機関の方と相談しながら、最終的に結果に結びついた時に大きなやりがいを感じました。また、この仕事は感謝の言葉をかけていただける機会も多いので、その時に大きな喜びを感じます。一世帯ごとに生活の様子が異なるので、関わり方や支援に正解が無く難しさもありますが、「その人らしい生活」のサポートができるよう、日々勉強していけたらいいなと思います。

学生時代の就職活動

就職活動について、最初は具体的にどんなことをしたら良いか想像がつかなかったので、公務員試験を受験した先輩から、具体的な準備方法を教えていただくことから始めました。実体験をもとにしたアドバイスをいただくことで、何をするべきかイメージできたので本当に感謝しています。

就職活動を意識し始めたのは3年になってからで、公務員試験の勉強は3年次の夏ごろから始めました。履歴書・面接の対策は4年次の5月頃から取り組み、小論文や面接、履歴書の内容は何度も先生方や友達に相談しながら準備していました。就職先が決まるまでは辛いと思うこともありましたが、友だちと神社に行って願掛けしたり、海を眺めながら語り合って励ましあったりしたことは、今となっては良い思い出です。

今はまっていること、今後チャレンジしたいこと

K-POPにはまっていて、韓国語の勉強をしています。今まで韓国語は全く分かりませんでしたが、少しずつ単語の意味が分かるようになりとてもうれしいです。いつか応援しているグループの動画を日本語字幕無しで見られるように頑張ります!

Daily Schedule

8:30
始業、朝礼

9:00
メール確認

9:30
家庭訪問

12:00
お昼休憩

13:00
訪問記録作成など事務処理

15:00
ケース会議

17:15
終業