露中韓コース

隣国を深く知り、
共に生きる道を築く

 

ロシア・中国・韓国の言語と文化を専門的に学び、異文化理解の、そして地域及び隣国の文化間の架け橋となる能力を育みます。露中韓それぞれのネイティヴ教員による授業を含む集中的語学カリキュラム、各地域の文化、歴史、社会を深く知るための科目群、また露中韓各国の協定校で実施される語学研修プログラムを備えています。

主な研究テーマ

  • ロシア・中国・韓国の言語
  • 東アジアの社会と文化
  • 東アジアの国際交流
  • 環日本海地域の開発
  • 対岸諸国との交流史

想定される卒業後の進路

  • 英語およびロシア語、中国語、韓国語の語学活用能力と異文化理解の視点を生かした進路
  • 公務員
  • 運輸業
  • 英語教員(中学校・高等学校)
  • 教育サービス業(ロシア語、中国語、韓国語)
  • メディア業界・旅行・観光・ホテル業 など

露中韓コース 科目一覧(令和5年度)

  • 言語学
  • ロシア語学文学特殊研究
  • 文化人類学
  • 時事ロシア語
  • 人文地理学
  • ロシア言語文化論A(伝統文化と社会)
  • 多文化共生論
  • ロシア言語文化論B(文学)
  • 比較宗教学
  • 海外ロシア語研修A・B(長期・中期)
  • 日本史
  • ロシア語特別演習AⅠ~CⅡ(計6科目)
  • イスラーム文化史
  • 中国語ⅠA~ⅡB(語法基礎~読解初級 計4科目)
  • 西洋史
  • 中国語コミュニケーションⅠ~Ⅳ(計4科目)
  • 世界文学
  • 中国語表現演習ⅠA~D(聴解・読解・語法・作文 計4科目)
  • 東アジア史
  • 中国語表現演習ⅡA~D(聴解・読解・語法・作文 計4科目)
  • 東アジア研究
  • 中国語表現法Ⅰ・Ⅱ
  • ロシア民俗概論
  • 中国事情
  • ロシア表象文化論
  • 現代中国地域研究
  • 日露交流史
  • 現代中国の社会と文学
  • 中国言語文化論
  • 中国言語文化演習
  • 近代中国の社会と文学
  • 海外中国語研修A・B(長期・中期)
  • 朝鮮半島の社会と文化
  • 中国語特別演習AⅠ~CⅡ(計6科目)
  • 韓国言語文化論
  • 韓国語ⅠA~ⅡB(総合基礎~文法初級)(計4科目)
  • 日韓関係論
  • 韓国語コミュニケーションⅠ~Ⅳ(計4科目)
  • 現代ヨーロッパ研究
  • 韓国語翻訳法Ⅰ・Ⅱ(基礎・実践)
  • 日本語教育学概論
  • 韓国語通訳法Ⅰ・Ⅱ(基礎・実践)
  • 異文化間協働演習
  • 韓国語表現法Ⅰ・Ⅱ(中級・上級)
  • 日本語概論
  • 韓国語作文Ⅰ・Ⅱ(中級・上級)
  • 日本語教育学演習
  • 韓国語プレゼンテーションⅠ・Ⅱ
  • ロシア語ⅠA~ⅡB(基礎~初級CALL 計4科目)
  • 実践韓国語Ⅰ・Ⅱ
  • ロシア語コミュニケーションⅠ~Ⅵ(計6科目)
  • 現代韓国社会論
  • ロシア言語文化演習A~C(中級文法~読解・多読 計3科目)
  • 韓国社会論演習
  • 韓国言語文化演習
  • 露日翻訳演習
  • 韓国語学演習
  • ロシア史
  • 海外韓国語研修A・B(長期・中期)
  • ロシア事情
  • 韓国語特別演習AⅠ~CⅡ(計6科目)
  • ロシア語の歴史と社会

教員・授業紹介

権 寧俊 教授 専門分野/東アジア国際関係史、言語社会学 主な担当科目/東アジア史、現代韓国社会論、韓国語

東アジア史

近現代の日本と中国・朝鮮との関係を中心に基本的な歴史の知識を学びます。とくに20世紀前半からアジア太平洋戦争期までの東アジアにおける日本の侵略と対日抵抗の展開について考察し、これらを通じて戦争が民衆に与えた影響と、これから東アジアの平和のために私たちが何をすべきなのか、を一緒に考える授業です。

学生からのメッセージ

3年生(女性)

コースの最大の特徴は、学習する地域を露中韓に限定することで、全ての授業を密接に関連させているところです。言語が中心の時間割になりますが、文化や時事問題の授業なども用意されています。もし言語を学ぶのであれば、文法を学んで何を伝えるのか、その話題について詳しく学ぶことも重要です。大学では興味関心に応じて、コース外の授業も選択できます。今後はさらに選択の幅を広げ、学生の多様なニーズに応えてくれるものと期待しています。

 4年生(女性)

韓国語コースでは韓国語はもちろん、東アジアの歴史や文化を学ぶことができます。語学研修のチャンスも多く、現地の大学で韓国語を学びながら国の雰囲気を体感することができます。実際にコースの学生のほとんどがその機会を利用し、知識や経験を深めています。また、韓国語コースだからといって他の分野について学ぶ機会が無いわけではありません。むしろ様々な切り口から物事を考えられるようになり、「いかに調べ、いかに考えるか」と言うことが身に付きます。新潟県立大学では学生が主体となって活動できるようなサポートがとても充実しています。安心して、「わからない」をぶつけることができ、自分のペースでその答えを見つけることができます。ぜひその「わからない」を抱えて飛び込んできてください。