心理学という方法を用い、保育や教育、福祉等の領域で活躍できる人材を輩出したい

研究室紹介 2023年02月15日

藤原 健志 研究室

人間生活学部子ども学科 准教授

専門分野:発達心理学、臨床心理学、教育心理学
担当科目:対人援助の心理学、子ども家庭支援の心理学、臨床心理学、教育心理学、教育相談ほか

 子ども学科の教員ですが、担当科目の半分ほどは他学科の教職科目です。学生の頃、心理学を専攻していましたが、周りの友達から「お前は社会科教育専攻だ」と言われるほど、教職科目に熱心でした。そのため、今でもついつい授業がアツくなりがちで、学生に引かれないよう、クールに努めるよう心がけています。

 私自身の研究テーマは、児童や青年の精神的健康をめぐる諸問題です。特に、他者と関わる際に必要なスキル(ソーシャル・スキル)や他者に対して抱く感謝の気持ちが、どのように獲得され、精神的健康と関連するのかについて、データを集め、検討を進めています。ただし、学生に対しては研究テーマや方法論に制約を設けず、学生自身の興味関心のあるテーマを深めるよう指導しています。

 心理学という方法を用い、保育や教育、福祉等の領域で活用できる研究を進めること、活躍できる人材を輩出することが、研究室のミッションです。あれ? またアツく語っているような気がする…

研究室のお気に入り品

研究室(コモンズ3号館・6階)からの景色

 コモンズ3号館にある研究室からは、阿賀野川にかかる泰平橋(中央青色の橋)をはじめ、遠くは五頭連峰や飯豊連峰を一望できます。