プログラム
アカデミック・カレンダー
国際地域学の基本的な知識と応用能力を涵養することから修士論文の完成に至るまで、一貫性のある体系的な研究指導を行います。


カリキュラム
専門科目
本プログラムは3つの学問領域から成り立っています。「国際政治・国際関係研究科目」では、国際政治を分析するための基本的な概念、理論に加え、現実の国際問題および政策的課題分析への応用を学びます。「国際経済・国際開発研究科目」では、国際経済、国や地域の経済成長および開発課題を分析するための理論や応用を学びます。「北東アジア研究科目」では、経済、社会、政治といった多角的視点から北東アジア地域全体及び域内各国・地域(ロシア、中国、朝鮮半島、モンゴル)における諸課題に関する知識や分析手法を学びます。
分野横断的科目
また、こうした科目群を横断する「研究基礎科目群」を配置しています。研究基礎科目は、国際地域学に関する理論的・方法論的知識を体系的に習得し、各自の専門研究へと発展させるための基盤を形成するものです。具体的には、国際政治と国際経済の導入的内容、実証研究に不可欠な手法を実践的に学び、ならびに北東アジア地域に関する広範な知識の修得を通じて、研究の土台を築きます。
2026年度カリキュラム
修士論文の評価基準
新潟県立大学大学院国際地域学研究科ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、修士論文の評価基準を以下のように定める。
- 修士論文は、申請者自身の単著であるとともに、その内容については、本人以外の論文ないし研究発表の独自性やアイディアを侵害する箇所を含んではならない。
- 修士論文は、著作権、肖像権その他の本人以外の権利を侵害してはならない。
- 修士論文は、修士の学位を受ける者は、各専門分野・コースにおける基礎的な研究能力、高度の専門性が求められる職業を担うための能力を修得したことを示すものでなければならない。
- 修士論文には、研究の背景や目的、先行研究や関連研究の状況、研究内容の位置づけや意義、結論が、合理的な構成の下に含まれるものとする。
- 修士論文の審査及び最終試験では、以下の諸点を考慮して評価を行うものとする。
- 論文主題が社会的、学問的意義を有し、その主題に即した研究方法が適切である。
- 主題に係る先行研究を踏まえた検討が行われ、かつデータや資史料などを的確に収集、処理、引証している。
- 論旨が明快で一貫し、適切な文書表現によって論述されている。
- 当該学術分野又は専門職における議論の深化、発展に貢献し得る一定の学術的または実践的意義を有している。