子ども主体の遊びを支え、 楽しさや興味を引き出す保育実践をめざす

卒業生インタビュー 2025年07月23日

佐藤 斗和さん

人間生活学部 子ども学科 2024年3月 卒業
門前にこにここども園勤務

大学で学んだこと、今の仕事を選んだ理由、今後チャレンジしたいこと

 大学では、子どもを中心とした様々な保育の在り方や具体的な理論、福祉全体の現状を学び、自分自身の保育観を見つめる基礎となりました。特に、4年次では毎年参加してきたファミリーコンサートの舞台監督となり、子どもがより楽しめる演出や展開を多くの学生と考え、実現した経験は今でも糧になっています。また、それは運動会や発表会等の行事にも通じていると実感しています。
 今後は、子どもがより主体的に遊びを展開できる保育実践力を高めていきたいです。2歳児を担当し、1年を通して自分でできることが増えた子どもたちを間近で見てきました。少しの環境改善や声かけ、適度な距離感などで変わる子どもの姿にやりがいを感じます。その子どもたちの興味関心を汲み、「やらされる活動」ではなく「やりたい活動」へと、環境構成や配慮でよりよい遊びを支えていけるよう励んでいきたいと思います。