令和7(2025)年度 国際情勢講演会

講演会 開催日:2025年12月4日(木)

新潟県立大学では、毎年、外交の最前線で活躍しておられる方々を講師に招いて国際情勢や日本の外交についてお話しいただく「国際情勢講演会」を外務省と共催で開催しております。
今年度は、「日本とモンゴル:過去・現在・未来~人と経済の交流について~」と題する講演会を開催し、日本・モンゴルにおける人的・経済的交流の歩みを振り返るとともに、さらなる関係の発展や課題について展望します。

 日時:令和7年12月4日(木) 13:00~14:30
 会場:新潟県立大学 コモンズ3号館5105大講義室(※Zoomウェビナーでも視聴可)
 講師:元モンゴル駐箚特命全権大使 清水 武則 氏
 対談:元モンゴル駐箚特命全権大使 清水 武則 氏 × 新潟県立大学北東アジア研究所長 エンクバヤル・シャクダル 教授

 お申し込みはこちらから 【申込締切:11月30日(日)】 

     

※チラシPDFファイルはこちらからダウンロードできます。

 

イベントレポート

 12月4日、元モンゴル駐箚特命全権大使の清水武則氏を講師にお迎えし、国際情勢講演会を開催しました。講演会では、これまでの日本とモンゴルの人的・経済的交流の歩みについてお話しいただきました。
 清水氏は1970年代から約40年間で4度にわたりモンゴルで勤務され、同国の民主化への激動の時代を現地の方々と共に歩んでこられました。講演では、日本がモンゴルの経済発展にどのように寄与し、協力関係を築いてきたのかを外交の視点から具体的な事例を交えてご説明いただき、参加者はモンゴルの国情や外交の重要性について理解を深めることができました。
 講演に続く、本学北東アジア研究所長のエンクバヤル教授との対談では、モンゴルが直面する現在の課題や、今後の日本とモンゴルの協力の可能性について意見交換が行われました。また、その後の質疑応答では、会場から多岐にわたる質問が寄せられ、参加者のモンゴルへの関心の高さがうかがえました。

 今回の国際情勢講演会には、会場とオンラインを合わせて約230名の皆さまにご参加いただきました。荒天の中、会場までお越しくださった皆さま、そしてオンラインでご参加くださいました皆さまに、心より感謝申し上げます。