研究所の概要

北東アジア研究所は、国内外の研究者と連携しつつ、北東アジア地域における経済社会をさまざまな角度から研究するとともに、その成果を教育研究機関はもとより社会の幅広い方々に向けて発信することを使命とします。

研究活動の3本柱

経済社会基盤研究

北東アジア地域に属する五か国(中国、ロシア、モンゴル、韓国、北朝鮮)各国の経済、社会、政治等に関する基盤的な研究

プロジェクト研究

北東アジア及び同地域を含んだアジア・太平洋、ユーラシア等の地域と共存しつつ発展する新潟の経済、産業、地域社会が係わる諸課題の調査研究

社会貢献

行政・経済団体等への知見の提供及び企業向けセミナーや県民向けシンポジウムの開催など、社会の幅広い層を対象とする知識獲得の場や学習機会の提供

2024年度事業計画

調査研究の取組

  • 北東アジア地域の中核的な交流拠点を目指す新潟県の国際戦略を踏まえた、新潟県と北東アジアをめぐる諸施策に資する研究の推進
  • プロジェクト研究では、国内外の大学研究機関の研究者等を広く研究に招へいすることとしており、オープンな研究組織として、国際水準の質の高い研究を目指す

経済社会基盤研究

  • 北東アジア各国/地域の経済発展シナリオの研究(開発経済、経済協力、貿易政策、知財イノべーション、サプライチェーン、物流ネットワーク)

プロジェクト研究

  • 米中対立及びロシア・ウクライナ戦争下の北東アジアのサプライチェーン
  • 日本企業の海外進出とサプライチェーンの変化
  • 北東アジア地域のコンテナ物流における釜山港の位置づけと今後の展望
  • 気候変動とSDGs
  • 北東アジアにおけるSDGs実現のための国際協力の可能性
  • 日本における農業法人の経営行動と生産性の分析:米中との比較を通じて

学術交流の推進

定期的な国際研究集会の開催等、国内外の研究者との情報交換や交流の推進

研究成果の普及啓発

研究所が主催するセミナーや国際会議での発表、国際的専門ジャーナルへの投稿、英文書籍の刊行等

北東アジア産学連携推進室

セミナー開催や個別相談を通した、北東アジア地域との経済・ビジネス交流や国際会議の支援等