コンピュータでロシア文字を扱う 〜昔の環境その1:1987年ごろ〜 |
●初めて触れたコンピュータのこと初めて触れたコンピュータは、SHARPのX-I turboでした。その上で、日本語ワープロとして「Super春望」を使用していました。
ロシア文字の入力には、以下の方法を取っていました。
露文のタッチタイプができれば、この方式でも、かなりのスピードで入力し変換することができます。私は修士論文を書くのにもこのシステムを使用して、たくさんの引用文を入力しました。
- JISのロシア文字(全角)を、カナ一文字を「読み方」として単語登録(а→「は」、б→「ね」のように)する。登録の際には、露文タイプの配列になるようなカナを選ぶ
- 大文字の「読み方」には、カナを二つ重ねる(А→「はは」、Б→「ねね」のように)
- 日本語はローマ字入力していたが、ロシア文字を入れるときにはキーボードを「カナ」にし、一文字打っては変換する、という動作を繰り返す