「新しい北東アジア」東京セミナー

事業の目的

日本の対「北東アジア」地域の政策は、安全保障や経済協力において二国間関係で考えることが多かった。また、国内において地方と中央政府の「北東アジア」に対する認識の温度差もある。現状の北東アジアは国際政治や経済など各側面で大きく変容しており、日本は同地域に対する国内の認識を再検討し、域内の多国間協力体制の形成をもたらす政策を展開することがますます重要になっている。

このような背景のもとで、本事業は東京で政治家や財界人、ジャーナリスト、行政関係者及び一般市民を対象に北東アジア諸国から当該地域の協力に携わっている専門家の協力を得て、当地域の変化及び実態並びに地域協力に係わる日本の役割を題材にするセミナーを開催し、日本にとって北東アジアの重要性という認識を高める。