教員情報詳細

中束 友幸
ナカツカ トモユキ NAKATSUKA Tomoyuki

基本情報

学部・部署

国際地域学部/University of Niigata Prefecture, Faculty of International Studies and Regional Development

学科

国際地域学科/
Department of International Studies and Regional Development

職位

助教

学位・出身大学

修士・ウプサラ大学平和紛争研究
修士・東京大学総合文化研究科人間の安全保障プログラム

略歴

年月 職歴
2013年3月 新潟県立大学国際地域学部国際地域学科 卒業
2015年6月 ウプサラ大学平和紛争研究修士課程 修了
2017年3月 東京大学大学院総合文化研究科人間の安全保障プログラム修士課程 修了
2017年4月 東京大学大学院総合文化研究科人間の安全保障プログラム博士課程 入学
2024年4月 新潟県立大学国際地域学部国際地域学科 助教

主たる担当科目

国際政治学

平和研究

国際地域研究基礎

国際地域研究入門

アカデミック・リテラシー

Interactive Studies: Issues in International Politics

卒業研究

国際地域学研究基礎(大学院)

平和研究/Peace Research (大学院)

研究指導(大学院)

研究テーマ

主なテーマ

紛争研究、国際仲介研究、平和研究

主な内容

主に和平交渉の仲介に関心を持って研究しています。国家間紛争や内戦が起きると、国際社会は武力介入、平和維持、仲介、仲裁裁判、制裁など様々な外交手段によって紛争に対処しようとします。これらの手段は、どの程度、あるいはどのような時効果的なのでしょうか?その中でも仲介は、最も多く使われてきた外交手段ですが、どのような課題があるのでしょうか?

残念ながら、現在、武力紛争の発生件数は1946年以降で最悪のペースで推移しています。紛争解決の理論と実践を架橋し、国際社会の課題に対処することは喫緊の課題です。これらの問題を学生と一緒に考えていきたいと思います。

主な研究業績

著書・論文

「仲介の理論的蓄積と課題ー紛争の世紀における仲介の展望ー」. 『激化する紛争への国際関与』. 富樫耕介 編著,  49-66頁, 晃洋書房, 2025年.

「国際調停におけるバイアスを解く—サーベイ実験を用いて」. 『平和研究』 61号, 106-130頁, 2024年.

「中立―バイアス論争の克服:スーダンにおける紛争の調停事例から」. 『機関誌アフリカ』 秋号, 74-75頁, 2022年.

 

講座・講演

所属学会

日本平和学会
人間の安全保障学会
国際地域研究学会

自由記載

新潟県立大学は2009年に創設されましたが、その一期生として私は入学しました。そして、教員として2024年に戻ってきました。その間、スウェーデンに留学したり、研究や趣味で世界50カ国以上を訪れました。オススメはスイスとアンドラ。

学びの場を大学にとどめる必要はありません。ぜひ、キャンパス、新潟、そして、日本を飛び出して、たくさんの人に出会い、さまざまな世界や価値観に触れ、いろいろな経験を積んでください!

【趣味】
学生時代、せっかく新潟にいたのにやらなくてのちのち後悔したのは登山と日本酒。大人になった?今、週末はよく山登りやスキーに行きます。大学院時代は南アルプスとニセコによく籠ってバイトしてました。そして今は新潟100名山をやっています。登山帰りに温泉に入って、お土産に地酒を買ってくるのがルーティーンです。

講座・講演キーワード

一言メッセージ

私は学校が嫌いでした (笑)。しかし、大学に来ると、今までの学校生活と打って変わって自由気まま。授業もバイトも趣味に没頭するのも、全て自由、あるいは自己責任。この空間が好きすぎて、気づいたら11年も学生していました (笑)。大学4年間を華々しくするのも、ただ、なんとなく過ごすのも自分次第。将来のことは漠然としている人が多いでしょう。とりあえず国内でも海外でも、一人旅をオススメします。

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