ブックタイトル平成29年度公開講座記録集

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平成29年度公開講座記録集

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平成29年度公開講座記録集

最後に最後に後藤 岩奈渡邉さま、菊野さま、土田さまからは、現場で体験されたことに基づく、大変重要な、貴重なお話をうかがうことができました。地域での神社のお祭りや盆踊りなどの行事が、それそのものが地域の防災の備えとなっている、というお話には、新しい視点、観点を頂きました。また中越地震被災後の山古志地区の復興住宅は、被災前にもともと住んでいた住居、環境、人間関係に配慮したものであることも、新たに知りました。災害食(パッククッキング)の試食では、3 名の学生が作ったカレーの、ビニール袋入りという外見、形状に驚きましたが、食べると美味しく、災害時にはこのような体裁のものが役に立つのだな、と思いました。事が生じた時、災害が発生した時、今すぐ自分は何をすべきなのか、何ができるのか、ということを考えると、普段から日常的に触れていないと、考えていないと、分かりにくい所もあるかと思います。普段から、地域から考える、女性の視点、子どもの視点で考える、ということを念頭に置いて、この記録集を読み返し、備えるようにできたら、と思います。来年度以降も、新たな問題に焦点を当てた公開講座を開催できればと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。平成30年3 月  新潟県立大学地域連携センター運営委員会副委員長後藤地域連携センター運営委員会副委員長25 University of NIIGATA PREFECTURE