●概要

「語彙を増やす」というのは、外国語学習の永遠の課題かもしれません。いろいろな学習法が研究されていますが、地道にカードを作って覚えるのが、今のところ一番確実なようです。
このスタックは、カードを作成し、めくって学習するという作業をパソコン上で実現しようというものです。解答すると、正解かどうかを判定してくれ、一定の回数を続けて正解すると、カードを外して別の場所に置くことができます。それをまた戻して学習することもできます。
スタック内にはサンプル程度の単語しか入っていません。自分で学習したい語を追加しながら利用してください。
なお、フォントとしてNakhodka3を使用していますので、サンプルデータでは力点の代わりに＋の記号が入れてあります。

●対象とする学習者のレベル

レベルを問いません

●内容

• 起動画面

  「開始」ボタンを押すと学習が開始されます。「一覧表へ」を押すと、現在スタック内に入っている単語の一覧を見ることができます。「単語の追加」を押すと、新しい単語を追加するカードに飛びます。

• 学習用カード

  単語学習のカードです。上の空欄に、日本語に相当するロシア語の単語を入力します。キーボードから入力することも、文字のボタンをマウスでクリックして入力することもできます。
  入力が終わったらReturnキーを押すか、リターンキーのボタン（Deleteボタンの真上）を押すと、正誤が判定されます。正解なら次のカードに進みますが、誤答の場合は解答欄が空になり、再度入力を待つ状態になります。
  答えを知りたいときは、「答えを見る」ボタンを押すと、押している間だけ解答が表示されます。マウスボタンを離すと解答は消えます。
  カード右端に縦に並んでいる四つのボタンのうち、「単語の一覧」「語を追加する」は、表紙カードの「一覧表へ」「単語の追加」ボタンと同じです。
  「この語は卒業」を押すと、それまでの正答数に関係なく、その語のカードを外すことができます。
  「卒業」によって外したカードは、「ハイパー既習カード」に入りますが、「卒業」するのでなく、その語を削除したい場合は、「編集」メニューから「カードを削除」を選択してください。「削除」したカードは戻すことができませんので、この操作は十分に注意して行ってください。
  「カードを混ぜる」を押すと、学習カードの順番がランダムに並べ替えられます。
  

• 単語一覧

  スタック内の単語が一覧表で示されます。表の中の単語をクリックすると、その語の学習カードへ飛ぶことができます。

• 単語の追加

  学習したい語を追加するためのカードです。熟語を入れることもできますが、カードの解答欄に入りきらないほど長いと正しく表示できませんので、２0文字程度にとどめてください。
  「追加」は行単位で処理していますので、解答として設定するロシア語の単語（左側）と、問題として出す日本語（右側）とが、横に並んでいることが必要です。ずれているとカードが正しく作成されません。
  入力し終わったら、右側の「上に書いた語を追加」ボタンを押してください。複数の語をまとめて追加することも可能です。
  ただし、スタックの性質上、問題と解答は必ず一対一になるように設定してください。同義語等の複数回答は処理できません。
  

• 既習単語の一覧

  スタックによって「覚えた」と判定された語や、自分で「卒業」した語のカードは、「ハイパー既習カード」という別スタックに入れられます。
  既習単語の一覧を見たい場合は、「単語一覧」のカードの下の「移動」メニューから選択するか、「卒業した単語一覧」ボタンを押してください。
  

• 既習単語の個別カード

  「既習単語の一覧」カードで、任意の単語をクリックすると、その語の個別カードに移動します。このカード上からは、該当の語を学習カードに戻す操作ができます。
  

●備考

●ダウンロード（約71KB）


●今後の改良予定

Nakhodka4に対応させる