コンピュータでロシア語を扱う 〜Power Macintosh 7500/100:1996-1999年〜


Power Macintosh 7500/100

ハードウェア:Power Macintosh 7500/100 RAM:96MB
OS:MacOS 8.1+Cyrillic Language Kit+付属フォント
別途導入フォント:Cyrillic II・Nakhodka 3
アプリケーション:Claris Works 4.0(英語版),Word Perfect 3.1,Nisus Writer 5.8Jなど

ハードウェア:メモリを多めに積んでいるせいか、特に不都合はありません。

フォント:Cyrillic Language Kit付属のロシア文字フォントでは、力点が入れられないため、教材作りなどの際に困ります。このため、力点付きフォントは不可欠で、1995年頃に購入した「Cyrillic II」フォントを愛用しています。(文字の見本)(ただし、現在では購入できないという話も耳にしています。確認していないのですが・・。)
ロシア語スクリプトなしで使えるフォント「Nakhodka 3」(フリーウェア)も、大変重宝しています。

アプリケーション:Claris Works 4.0は、ワープロだけでなく、表計算・データベースの中でも、ロシア語スクリプトによって入力したロシア文字と日本語を共存させられるため、私にとって必須のソフトです。文書作成のほか、書籍など資料のデータベース作成もこれで行っています。英語版を使っているのは、日本語版が出る前から使っていて、慣れてしまったから、というだけの理由です。日本語版でも、(4.0であれば)問題なく使えるはずだと思います。
Word Perfect 3.1は、特にきれいな文書を作りたいときなどに使用しています。日本語とロシア語が共存できるだけでなく、図とテキストの配置などが(私にとっては)操作しやすいため、教材作成にはほとんどこちらを使います。
Nisus Writerは、多言語対応ワープロとして評価が高いのは知っていますが、個人的にはどうしても好きになれません。例えば、画面の表示倍率を変えられない点などがとても不満です。従ってあまり使いません。
なお、Microsoft Wordも購入したことがありますが、ロシア語スクリプトシステムによるロシア文字の入力を受け付けないことを知った時点で興味を失いました。使う方法はあるのかも知れませんが、研究していません。

※付記:クラリスワークス4.0の日本語版は,キリル文字などによるソートに,正式には対応していないようです。(2000.07.27)


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