自身の実体験から栄養士を目指すように

卒業生インタビュー 2017年10月31日

鳥羽 宏司さん

健康栄養学科 2015年3月卒業
新潟市民病院 勤務

卒業研究テーマ:GFR低下が軽度のネフローゼ症候群におけるたんぱく制限食の意義と必要性に関する文献的考
卒業研究担当教員:田邊 直仁教授

今の職業に興味を持ったきっかけや仕事のやりがい、現在の仕事内容は?

毎日多くの患者さんが入院、転棟してきますが、それぞれ特別な栄養管理が必要かどうか、必要な場合どのような食事内容が良いかなど計画書を作成し、モニタリングも行いながら退院までの栄養管理を行っています。また、個人栄養指導、集団栄養指導も行い、退院されてからどのような点に注意して食事をしていただきたいかを指導しています。私は中学生くらいの時から何度か入院し、ご飯が食べられないことがありましたが、欠食明けに病院で食べたご飯が忘れられず、それ以来病院の栄養士を目指してきました。その目標は何年も変わらず、大学院まで修了し学びを深め、今は新潟市民病院で夢であった仕事が毎日できていることを感慨深く思います。

今はまっていること、今後チャレンジしたいこと

私はヒップホップが大好きで4~5年前から趣味でDJを始めました。何もつながりがないところからのスタートでしたが、同じ趣味を持つ仲間やいろんな出会いがあって、今ではあくまで趣味の範囲ではありますが、新潟の音楽シーンの中心となってほぼ毎週末プレイをしたり遊びに行ったりしています。同じ音楽が好きな先輩や仲間、自分を慕ってくれる後輩、いつものお客さんや自分のプレイを見に来てくれる方々など、DJを始めてからとても多くの出会いがありました。そこに行けばいつものみんなに会えるし、今では第二の家のような場所です。

今後はもっといろんな音楽を聴いて、現場での経験や家での練習を重ね、新潟一番を狙いたいと思います。そして県外でももっとプレイができるように頑張りたいと思います。

Oneday Schedule

8:30〈出勤〉
始業、入院患者のスクリーニング、栄養指導報告書の作成、指導準備

10:00
栄養指導、栄養管理計画書の作成担当病棟に出て入院患者訪問

12:30
昼休憩

13:30
栄養指導、アレルギー献立チェック

16:15
栄養指導報告書、栄養管理計画書の作成

19:00
晩ごはんと翌日の昼ごはんの買い物

20:00
大学院時代の研究室で発表準備

22:00
帰宅。MIXを録ったり自由時間