少しずつ成長していく子どもたちと一緒に過ごすことにやりがいを感じる

卒業生インタビュー 2019年12月23日

渡邉 大輔さん

人間生活学部子ども学科 2013年3月卒業
新潟市立児童発達支援センター 勤務

卒業研究テーマ:幼児の20m走におけるタイムとスタート動作に関する研究
卒業研究担当教員:伊藤 巨志 教授

今の職業に興味を持ったきっかけや仕事のやりがい、現在の仕事内容は?

昔から小さい子と遊ぶのが好きで、中学生の頃には「将来保育士になる」と決めていました。大学を卒業し、新潟市の公立保育所に3年間勤めた後、現在の児童発達支援センターの通所部に異動となりました。当園には心や身体の発達に心配や遅れのあるお子さん等が通園し、私たち保育士はその専門性を活かして「療育」というサービスを提供しています。今年度、私は3歳児クラスを担任しています。【お子さんの個性や現在の姿の理解に努め、その子のねらいの設定、具体的な支援計画を立案、実践、振り返り】というようなサイクルが、主な業務です。3歳児は4月に入園されたお子さんがほとんどであり、入園当初、子どもたちは毎日泣いて過ごしていましたが、こちらに目線を向けてくれるようになり、笑顔を見せてくれるようになり、ご飯を食べてくれるようになり…少しずつ成長していく子どもたちと毎日一緒に過ごせる楽しさが、何よりの「やりがい」と感じています。

今はまっていること、今後チャレンジしたいこと

今は陸上競技(短距離走)に打ち込んでいます。元々、体を動かすのが好きで高校時代は陸上部でした。大学時代は授業とバイトで忙しく、運動する時間が中々確保できませんでしたが、働き始めてからは余暇の時間が取れるようになり、陸上熱が戻ってきました。「走ること」そのものも好きですが、陸上競技では「記録」がでるので、「どれくらい早く走れるか」、に挑戦中です。自分の中で理想とする動きを決めて、1つひとつの練習の中で、「体がどう動いているか?」「思った通りに動いているか?」を確認して、次で修正。また、やってみて、確認、修正…その繰り返しです。2年前の10秒8(100m)が今までで一番良い記録なので、その時よりも早く走れるように今も試行錯誤中です。怪我をしない程度に続けて、年をとっても姿勢のよい、元気に動けるおじいちゃんになれていたらと思います。

Daily Schedule

8:00
早めに出勤、業務のスケジュール作り

8:30
始業、療育準備や事務仕事

10:00
療育開始、子どもたちと目一杯遊びます

14:00
療育終了、振り返りや明日の準備、事務仕事

18:00
退勤

18:30
陸上チームの練習

21:00
帰宅