お知らせ
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にいがた情報教育研究会・2025講演会のお知らせ
今年度、「にいがた情報教育研究会」企画・主催による【2025講演会】(オンライン)のご案内をいたします。今教育においても話題となっている生成AIやデータサイエンスについて県内の高校、大学での取り組みや課題等について情報共有、議論をさせていただく良い機会になると存じます。どうぞ、奮ってご参加ください。(↓チラシ画像をクリックいただくとpdfが開きます)にいがた情報教育研究会 2025講演会「高校・大学における生成AI・データサイエンスの取り組みの現状と課題」【日時】令和7年9月18日(木)15:00〜17:00【開催方法】Zoomによるオンライン開催 (ホスト会場:新潟県立大学)参加無料【主催】にいがた情報教育研究会【後援】新潟県教育委員会、新潟市教育委員会、新潟県高等学校教育研究会【講演会の趣旨と目的】テーマ「高校・大学における生成AI・データサイエンスの取り組みの現状と課題」新潟県の若者の情報リテラシーの向上、データサイエンス分野の高度人材育成を目指し、県内高等学校と大学を結ぶ目的で2023年に発足した「にいがた情報教育研究会」の2025年度講演会。近年急速に発展し教育においても特に話題となっている生成AI及びデータサイエンスについて、県内の高校3校の取り組み事例、いま検討されている内容や課題等を発表いただき、大学からも2校、生成AIについての考え方や活用状況についての現状を示し、現在の教育体系の中に生成AIをどのように取り入れるべきか議論します。【対象】県内高等学校、大学の情報教育に関わる先生、関係する行政機関職員の方など【プログラム】14:45〜 |Zoom開室15:00 |開会挨拶15:05〜15:50 |各校の事例発表(各15分)●新潟県立国際情報高等学校(※) 手塚小太郎 先生●新潟明訓中学校・高等学校 南雲裕介 先生●新潟県立新潟商業高等学校 近藤悦章 先生(※)令和6年度より文部科学省「リーディングDXスクール生成AIパイロット校」に指定15:50〜16:10 |大学における生成AIの活用状況について(各10分)●新潟大学 工学部 特任准教授 斎藤裕●新潟県立大学 国際経済学部 教授 秋山太郎(にいがた情報教育研究会 代表)16:10〜16:55 |質疑応答16:55〜17:00 |閉会挨拶、閉会【参加申込方法】事前申し込み制となります。9/16(火)までに以下のフォームよりお申し込みください。(自動返信にてURLをお送りいたします)【運営】にいがた情報教育研究会 事務局(新潟県立大学 業務推進部内)〒950-8680 新潟市東区海老ケ瀬471番地TEL:025-368-8688 FAX:025-364-3610E-mail:dsedu●unii.ac.jp(●を@に変えてください) -
「第9回にいがた情報教育研究会」開催報告
5/15、対面とオンラインの参加者15名による「第9回にいがた情報教育研究会」を開催しました。
今回の研究会では、2025年度の研究会運営についての話し合いと教育現場における生成AIの活用、
高等学校の情報教育の課題について活発な意見交換が行われました。
2025年度の研究会は「年4回程度」の開催を予定し、特に8月には「生成AIと教育」をテーマにしたシンポジウム開催が提案されました。
シンポジウムの内容は、新潟大学・新潟県立大学・高校数校による発表を軸としたものに、との意見が出されました。会場は新潟県立大学とオンラインのハイブリッド形式を検討。詳細については、研究会メンバーの方の提案などを踏まえて決めていくこととしました。
「生成AI」に関して、大学での学生による利用状況や、教員がまず活用することの重要性が共有されました。倫理観の指導や文部科学省「リーディングDXスクール事業」(令和5年度〜)における「生成AIパイロット校」の取り組み、英検対策での利用事例などが紹介された一方、正確性の問題や生徒に利用させる際の保護者承諾の必要性も指摘されました。
高等学校の情報教育では、今年初めて行われた共通テスト「情報Ⅰ」の感想や、プログラミング教育の多様な実施状況が話題にあがりました。実践的な学習事例や、来年度の教科書改訂で生成AIが加わること、情報セキュリティ教育の強化の必要性などが議論され、知識だけでなく実践的な活用能力の育成が今後の課題として認識されました。
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2024年度「高大連携活動事例」
2024(令和6)年度、当研究会及びメンバーが取り組んだ主な活動について
以下のとおりご報告いたします。
「高大連携事例」
●新潟大学 山﨑達也先生(新潟⼤学ビッグデータアクティベーション研究センター⻑ ⾃然科学系教授)
2024年9月26日(木)新潟県高等学校教育研究会 情報部会の研究会にて講演。
テーマ:「人工知能入門」を通して考える情報リテラシーの必要性
●新潟大学 齋藤裕先生(新潟⼤学ビッグデータアクティベーション研究センター 特任准教授)
高校生を対象に基礎科学人材を育成する、新潟大学「にいがた“知の革新”STELLAプログラム」の取り組みにおいて、
2024年度エントリーコース「AI入門」(ガイダンス1回+講義3回)を担当。
詳細は以下をご覧ください。
STELLA HP: https://www.sc.niigata-u.ac.jp/stella/
授業資料:https://www.ces-alpha.org/hp/NU-STELLA-AI/
●新潟県立大学 石塚辰美先生(新潟県⽴⼤学 情報基盤センター副センター⻑ 国際経済学部 教授)・佐藤仁志先生(新潟県⽴⼤学 国際経済学部 教授)
新潟県立新潟高等学校における「DXハイスクール」事業において以下を担当。
※当日のレポートは日付をクリックください。
・総合的な探究の時間 講義4回(於:新潟高校)
1 データを使う(2024.5.16)
2 データを見てみよう
3 データから推測するⅠ
4 データから推測するⅡ
・ワークショップ(2024.12.26,27 於:新潟県立大学 データサイエンス・多目的利用室)
演習テーマ:人工生命の数理モデルとシミュレーション
なおこちらの事例は、文部科学省のDXハイスクール事例集のサイトでも紹介されています。
◉高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)事例集サイトはこちら
※「3.取組事例 テーマ毎編」の『取組事例(大学との連携)』で紹介
●新潟県立大学 石塚辰美先生(同上)・佐藤仁志先生(同上)
新潟県立燕中等教育学校における「DXハイスクール」事業において以下を担当。
・データサイエンスセミナー 講義2回
1 データサイエンスとは(2024.9.27)
2 データから推測する(2024.11.15)
こちらの事例も、文部科学省のDXハイスクール事例集のサイトで紹介されています。
◉高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)事例集サイトはこちら
※「1.取組概要 普通科編」で紹介
「生成AI講演会の後援」
●新潟県立大学 2024年8月26日(月)開催
特別講演会『生成AIの仕組みと活用事例』へ後援協力いたしました。
平日にもかかわらず、大学関係者のみならず県内高校の多くの情報担当教員や
職員の方々にオンラインと対面でご参加いただきました。講演会レポートはこちら。
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「にいがた情報教育研究会」設立記念講演会を開催しました
8月22日「にいがた情報教育研究会」のスタートを飾る設立記念講演会を開催しました。
「にいがた情報教育研究会」設立記念講演会プログラム
15:00 【開会】新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター 特任准教授 齋藤裕
【開会あいさつ】にいがた情報教育研究会 代表 秋山太郎
15:05 【講演】講師 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 准教授 登本洋子氏
「高等学校における情報教育の展望」
15:35 【質疑応答】
16:00 【にいがた情報教育研究会 説明】新潟県立大学情報基盤センター 副センター長 国際経済学部教授 石塚辰美
16:15 【質疑応答】
16:25 【閉会あいさつ】にいがた情報教育研究会 新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター長 自然科学系教授 山崎達也
16:30 【閉会】
講師の登本先生からは、教科「情報」の質向上、情報科教員の環境整備などのポイントが挙げられ、他県の状況、実践事例、共通テストの試作問題などを参考にしながら、本研究会が進むべき方向を示していただきました。
参加者からは、すでに活動中の高等学校教育研究会情報部会との役割分担やプログラミング実習への不安などについて質疑があり、活発な意見交換が行われました。
また講演の後、設立メンバーである本学情報基盤センター副センター長の石塚教授が研究会の取り組みについて説明し、活動への参加を呼びかけました。
校務ご多用のところをご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今後とも研究会の活動にご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
当日の参加状況とアンケート結果はこちら
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【にいがた情報教育研究会】~ 設⽴記念講演会~開催のお知らせ
※PDFに申込URLを掲載しています。
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Webサイトを開設いたしました
研究会のWebサイトを開設しました。
スマートフォンやタブレットからのアクセスにも対応しています。
にいがた情報教育研究会
について
設立趣旨
デジタル化の進展は、インフラ、産業・流通などの社会経済活動、教育・文化、医療をはじめ身の回りの生活に大きな変革をもたらしつつある。これらの社会変革に対応した新たな教育が求められる中、高等学校では「情報」科目の必履修が始まったが、 新潟県における情報教育を取り巻く環境を見ると、情報教育に求められる人材の育成、教育内容の共有化などに課題を有している。 こうした中にあって、情報・データサイエンス教育を担う県内の高等学校教諭と情報・データサイエンス学を専門とする大学教員とが協力・連携することは、本県の情報教育をより高めていく上で重要と考えた。
2022年9月
設立の経緯
趣旨に賛同した有志が中心となり、「情報教育研究会」(仮称)準備会を立ち上げ、その後、県内高等学校と県内大学における情報教育を担う関係者に働きかけ、合わせて行政機関にも呼びかけ、令和5年3月、「にいがた情報教育研究会」を発足させた。
なお、研究会の事務局は、新潟県大学ガイダンスセミナーにて、本研究会の設立を呼びかけた新潟県立大学に置くこととした。
活動目的
高大接続による情報教育
新潟県内の高等学校で情報教育を担当している教員が情報教育の実践事例について発表・議論・交流することにより、 高等学校における情報教育のレベル向上を図り、県内大学におけるデータサイエンス教育に携わっている教員が持つ教育・研究の知見を高等学校の情報教育に活かし、また、大学と産業界との繋がりも活用した取り組みを進めることを目的とする。

活動内容予定
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研究会参加メンバー
による報告 -
外部有識者の
講演・報告 -
産業界なども交えた
研究報告会 -
その他、教育研究施設の
現地視察等