言語地理学のへや

言語地図作製システムSEAL 公開と情報交換の場

県立新潟女子短期大学 福嶋秩子

2007.5.30 最終更新

SEAL 6.2E/6.3E のダウンロード・インストール・起動
 

SEAL 6.2E/6.3E のダウンロードとインストール

 ここで、Seal621ESetup.exe (3454KB) あるいは Seal63ESetup.exe (3679KB) をダウンロードする。保存して、実行すると、c:\Seal62E\あるいはc:\Seal63E\にインストールされる。

 次の2つのステップがある。
 まず、ファイルをホームページからダウンロードしてハードディスクに保存する。ダウンロード先として、マイドキュメントや好みのフォルダーを指定する。次に、保存したファイルを実行すると、自己解凍し、ハードディスクにSEALをインストールする。以下のような手順である。

 ダウンロード先のフォルダーにSeal62ESetup.exeあるいはSeal63ESetup.exeがあることを確認して、ダブルクリックする。自動的に解凍を行う。以下、使用言語をたずねる画面が現れる。英語しか選択肢がないので、[Next]をクリックする。
 画面が変わり、実行中のアプリケーションがないかたずねてくる。もしあれば、[Cancel]をクリックして終了する。なければ、[Next]をクリックする。
 次にSEALのインストール先フォルダーをたずねてくる。インストール先のデフォルトはc:\Seal62E\Seal\あるいはc:\Seal63E\Seal\になっている。ただし、英語版のため、画面上では、\がバックスラッシュで表示されている。インストール先の変更はせず、[Next]をクリックする。指定のフォルダーがないときは作成される。
 次に、「スタート」−「プログラム」に続くメニューに登録されるグループ名をきいてくる。SEAL 6.2 EあるいはSEAL 6.3 E がデフォルトである。[Next]をクリックする。
 インストール先フォルダーと、プログラムグループ名が表示されるので、[Next]をクリックする。インストールが開始される。
 「インストールが完了しました」と表示されたら、[Finish]をクリックする。

 以上で、インストールは完了である。サンプルデータも所定の位置に入っているので、これでSEALを起動できる。

SEAL 6.2E/6.3E のフォルダー構造
 次のようにSEAL 6.2Eおよび6.3Eはインストールされている。c:\Seal62E\フォルダーあるいはc:\Seal63E\フォルダーの下に、Seal\フォルダーがあり、さらにその下に3つのフォルダーと1つのファイルがある。Pro\フォルダーの中には、実行ファイルSeal.exeほか多数のシステム関係のDLLファイルが格納されている。SealData\とSealSymbol\はデータフォルダーである。uninstall.exe はSEALをアンインストールするときに使われる。

c:\Seal62E\

Seal\

SealData\

(c:\Seal63E\)

SealSymbol\

Pro\

setup.log

uninstall.exe

 SealData\フォルダーには、二つの調査データがサンプルとして入っている。sampleには出雲西南部調査のデータ、sample60には徳之島における親族名称のデータが入っている。いずれのフォルダーにも、Ling\とMap\の二つのフォルダーがあり、Ling\には言語データおよびはんこ指定データや集計データなどが入っている。Map\には、白地図作成データが入っている。

SealData\

sample\

Ling\

Map\

sample60\

Ling\

Map\

SEAL 6.2E/6.3E のはじめての起動
 SEALのはじめての起動時には、SEAL 6.18Jと異なり、起動後すぐにSeal\フォルダーの位置はきいてこない。c:\Seal618J\がデフォルトとしてすでに指定されている。これから分析を行う地図名、フォントなどについてきいてくるので、以下の手順で入力する。
 この操作は2回目以降の起動時に繰り返す必要はない。前回までの入力データが最初に表示されるので、それを確認するだけである。ただし、ここで入力したデータを変更するときには、すべて入力しなおすことになる。たとえば、新たな地図データを扱うとき、プリンタで印刷を試みた後に フォントの種類やサイズの変更の必要性を感じたときなどである。なお、起動の際のプログラム名と、起動後最初に入力するフォルダー名はバージョンによって違うので、注意してほしい。SEAL 6.2Eあるいは6.3Eのインストール後の最初の起動時には、順に、次のように入力あるいは指定する。
   sample もしくは sample60
   フォントの指定
 SEAL 6.2Eあるいは6.3Eを起動するには、デスクトップに、SEAL6.2Eあるいは6.3Eのアイコンができているはずなので、それをクリックする。

 このあとの手順は、PDF版ユーザーズマニュアルをダウンロードして参照してほしい。

SEAL 6.2E および6.3Eの2回目以降の起動
 2回目以降の起動時には、「SEALのドライブ名、地図名とフォント」がこれでよいかとたずねるメッセージボックスが現れ、確認をもとめるので、通常[はい]を選択する。変更が必要なときのみ、[いいえ]を選択し、初回と同じように入力する。


SEAL 6.2E/6.3Eユーザーズマニュアル2007のダウンロード
  ここで、SEAL 6.2E/6.3Eのユーザーズマニュアル2007年版がダウンロードできる。
     6263EManual_2007.PDF  (1330KB)