言語地理学のへや

言語地図作製システムSEAL 公開と情報交換の場

県立新潟女子短期大学 福嶋秩子

2007.5.21

Windows Xp Professional, Windows Vistaのトラブルシューティング

COMDLG32.OCXに関わるトラブルの対処法
(SEALユーザーズマニュアル第8版(2007)より転載)

COMDLG32.OCXに関わるトラブルの対処法1:Windows Xp Professionalの場合
 平成15年10月に、ユーザーより、COMDLG32.OCXのバージョンの不一致により起動できないという連絡があった。OSがWindows Xp Professionalである場合、インストール後に、c:\Seal618J\Seal\Pro\にあるCOMDLG32.OCXを、Windowsシステムフォルダ内にあるCOMDLG32.OCXで上書きすることで回避できることがわかった。このファイルはc:\Windows\System32\フォルダーにある。

COMDLG32.OCXに関わるトラブルの対処法2:Windows Vistaの場合
 SEAL 6.18J、6.2E、6.3E、7.0Jのいずれも、Windows Vistaにインストールしようとすると、COMDLG32.OCXがないか、適正でないという理由でインストールできない。C:\Windows\system32\フォルダーを調べてみると、確かにCOMDLG32.OCXがない。そこで、4.4のような対処をすることはできない。このファイルはVisual Basicのランタイムファイルの一つであり、Visual Basic 6.0 を使用して作成されたアプリケーションを動かすのに必須のものである。そこで、VB6ランタイムファイルのインストールプログラムを利用することで、不足のファイルをインストールでき、SEALのインストールにも成功した。
 私の利用したプログラムは、
   http://homepage1.nifty.com/maruyama/vb6rtest.htm
にあるVB6.0ランタイムというフリーソフトである。ただし、Windows Vistaではうまくダウンロードできなかった。Windows Xpでダウンロードしたものを利用するとよい。