言語地理学のへや
言語地図作製システムSEAL 公開と情報交換の場
新潟県立大学 福嶋秩子
2016.2.24
トラブルシューティング Windows XP Peofessional, Vista, 7, 8 におけるインストール
COMDLG32.OCXに関わるトラブルの対処法
COMDLG32.OCXに関わるトラブルの対処法1:Windows Xp Professionalの場合
平成15年10月に、ユーザーより、COMDLG32.OCXのバージョンの不一致により起動できないという連絡があった。OSがWindows Xp Professionalである場合、インストール後に、c:\Seal618J\Seal\Pro\にあるCOMDLG32.OCXを、Windowsシステムフォルダ内にあるCOMDLG32.OCXで上書きすることで回避できることがわかった。このファイルはc:\Windows\System32\フォルダーにある。
COMDLG32.OCXに関わるトラブルの対処法2:Windows Vistaの場合
SEAL 6.18J、6.2E、6.3E、7.0Jのいずれも、Windows Vistaにインストールしようとすると、COMDLG32.OCXがないか、適正でないという理由でインストールできない。C:\Windows\system32\フォルダーを調べてみると、確かにCOMDLG32.OCXがない。そこで、4.4のような対処をすることはできない。このファイルはVisual
Basicのランタイムファイルの一つであり、Visual Basic 6.0 を使用して作成されたアプリケーションを動かすのに必須のものである。そこで、VB6ランタイムファイルのインストールプログラムを利用することで、不足のファイルをインストールでき、SEALのインストールにも成功した。
「VB6ランタイムファイル COMDLG32.OCX」で検索し、適当なプログラムを探し、インストールすることをおすすめする。
COMDLG32.OCXに関わるトラブルの対処法3:Windows 7 および 8の場合
SEAL 6.18J、6.2E、6.3E、7.0Jのいずれも、Windows 7および8にインストールしようとすると、COMDLG32.OCXがないか、適正でないという理由でインストールできない。そこで、Vistaのケースと同じく、VB6ランタイムファイルのインストールプログラムを利用して不足のファイルをインストールすると、SEALをインストールできる
「VB6ランタイムファイル COMDLG32.OCX」で検索し、適当なプログラムを探し、インストールすることをおすすめする。