ブックタイトル平成26年度公開講座記録集

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平成26年度公開講座記録集

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平成26年度公開講座記録集

平成26年度新潟県立大学公開講座「新潟における食の風景」の。左がつけていないもの。色が全然違いますね。何時間おいても右の方は色が変わりません。こんな効果、一つは加熱が酵素を死滅させる、もう一つはビタミンCあるいはレモン果汁というもので酸化を防ぐと、色が変わりません。これはアロニアですね。これは試験をしていて、搾汁器がありまして、種と果汁が分かれているんです。ペースト状ででてくるんですが、これをもう一回加熱したり加工するので、これで十分です。このまえのブラックベリーとこのアロニアも手でやるのとこれを使うのとでは、全然歩留まりが違って、歩留まりがよくなったと、相当喜ばれました。●講座及び利用者数の状況いろいろ最初苦労したんですが、見学者、視察者の推移です。7 月が圧倒的に多かった、あとはだいたい100名前後こられています。1 日平均15名?20名くらいが視察に来ております。ここが講座の境目、これはジャムでした。なにがきっかけかというと、市報にいがたに掲載された。さきほど宣伝が大事だといいましたね。ここも全然知られていないんですよ。あちこち宣伝チラシを配ったりしたんですが、とても行き届かない。私なんか朝早く知り合いの家に寄って、こんなものがあるよと夜討ち朝駆けをやったんですが、こういう状態でしたね。準備の苦労は同じなんですよ。皆さんわかると思いますが、これだけやって来ないのは寂しいですね。がっかりしますね。なんとかならないか、というきっかけがこれです。それ以降、この12月、この前あったんですが、これが十数人。ここも現在の申込が7 名くらい。だいたい1 週間前でも来るんですよ。12月22日、市報にいがたにでた途端に、最初10名くらいの定員にしたんですが、15名軽く越えちゃって、実は21日だけの予定を、講師と相談して、余りにも多いんでどうしましょうと。たまたま20日あいてたのでプラスして、2 日間、行いました。それでもすぐ定員になりました。これはハッピー・クリスマス・シュトーレンという講座で、ちょっと客寄せ的なものもあるんですが、年に何回かはこういうものも必要かなと。そういうところから口伝いに伝わっていけばいいかなと思います。これは受講者の職業です。農家の方が一番、33%。これでよかったかなと私も安心しています。アンケートは全部分析したわけではないんですが、満足と大変満足で8 割以上9 割近くいます。これは試験。講座ではない加工の試験なんですが、これもちょっと9 月だけが少なかったんですが、10・11月と増え始めました。これは加工室での利用率になるんでしょうか。これを見ますと、毎日どこかの部屋でなにかやられているということです。私どもは、この緑というのは内輪の使用ですから、余りこれが多いのはよくないんですね。この赤、ここが増えないと意味が無いんです。加工利用の外部からの利用が増えてきたという図です。●目指すものは…今後私たちが目指したいのは、講座の種類や内容の充実と商品開発のための支援でその内容はこんなようにいろいろ考えております。例えば収穫したら一級品、二級品、規格外というのが必ず出ます。それから廃棄もでるでしょう。これを、できるだけ廃棄を少なくして、加工を大きく。規格外というのは加工ができて、こんなふうなことができれば、いろんなところに利用できるだろう、というところです。これは変な殴り書きが書いてあるんですが、江南区の産業振興課さんと共同で、たとえば事前作業、工程、調理液を入れる場合、という工程をマニュアル化して、できるだけここに写真を入れて分かりやすくしたものを作る予定です。期待される効果として、1 .地元農産物の認知拡大、2 .農家の所得向上、3 .六次産業化の推進、そして4 .新潟の食と農の良好なイメージを拡大したい、ということを目指しています。私共は地域農産物を余すところなくお客様に食べていただけるよう、加工の面でご支援いたします。ご利用をお待ちしております。ということで閉めさせていただきます。どうもご清聴ありがとうございました。University of NIIGATA PREFECTURE 50