ブックタイトル平成26年度公開講座記録集

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平成26年度公開講座記録集

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平成26年度公開講座記録集

平成26年度新潟県立大学公開講座「新潟における食の風景」しは影響があったかなと思っている次第です。そして津南町はやはり野菜がおいしいというのと、それから雪の恵みで、2 月頃とる雪下にんじんから始まって、アスパラ、そして夏はとうもろこし。そういった雪の恵みをいただいて、お米はもちろんおいしい野菜ができるという。それをどうにかみなさんに食べていただきたい、ということを私たち農家のお母さんたちはずっと思っておりました。そして、県知事の委嘱をいただいて毎年1 名ずつ選ばれるアドバイザーというシステムがあるんですけども、いま津南町は12名おります。それで、アドバイザーで特産品開発というのをやってみようかということで、町からの補助もいただきまして、とりあえず13品目がでました。これが4 年前です。これ(スライドの写真)が「ラタトゥイユ」、それから「コーンスープ」、それから「けんちん汁」など。なかなか汁物というのが保存といいますか商品として店に並べられない。というのは、保存期間がすごく短いというのと、冷凍しないと売ることができないという、壁にぶつかったんですね。冷凍品を並べるというのは、私たちも持ち歩くのも不便だし、いろいろ試行錯誤しているような状態です。今日もこういった機会をいただきまして、のちほど食品加工支援センターの山田先生にそういうお話を聞いてみたいと思います。保存のことを考えると、商品がなかなか限られてきます。それでいま商品があるのが「えごまのクッキー」「寒仕込みのおかき」「さつまいもの甘納豆」「えごまみそ」「雪国生まれのゴーヤ君」。その5 品目が製品になってわずかな市場ですけれどもでております。そして3 年前に加工の許可を持っている方たちで集まりまして、津南マミーズをこの美人揃いの5 名でスタートしました。●「 津南マミーズの商品」そしてこれからの「課題と歩み」もう一度一つずつ説明させていただきます。これが「えごまのクッキー」ですね。キャッチフレーズがぷつぷつ食感はじけるおいしさ。これが「さつまいもの甘納豆」です。しっとり食感と上品な甘さ。これが「えごまみそ」えごまと味噌をねったものです。スプーンいっぱいで今日も元気。そして「雪国生まれのゴーヤ君」ゴーヤといいますと沖縄のことを考えますが、雪国でもゴーヤが作られるということで、ゴーヤがこんなに食べやすい、母ちゃんのおすそわけというキャッチフレーズで、ゴーヤの佃煮の瓶詰めです。そして「寒仕込みおかき」ですね。お醤油とお塩の2 種類があります。いま、皆様の協力もあって、町の中で販売しているのと、東京にある新潟のアンテナショップ・ネスパスで販売させていただいております。その他、十日町周辺、湯沢に何店か商品がでているところです。これからも、私たちは「ラタトゥイユ」のスープと「けんちん汁」と「コーンスープ」を、すごく販売したいんだけれども、販売できないということもあります。今日の大坂さんの愛菜亭もそうなんですけども、“食べさせたい”という気持ちがすごく強いので、これからの課題にしたいと思います。こういった感じで、5 人でまた歩みたいと思います。今日はありがとうございました。美人揃いの津南マミーズメンバーUniversity of NIIGATA PREFECTURE 40