ブックタイトル平成26年度公開講座記録集

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平成26年度公開講座記録集

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平成26年度公開講座記録集

平成26年度新潟県立大学公開講座「新潟における食の風景」山中 後半の進め方ですけれども、前半の3 名の方のリレートークをベースに、私、山中がコーディネーターとして、ジョン・アダムソン委員がコメンテーターとして、3 人から、会場からの質問を交えながらすすめたいと思います。ジョン・アダムソン委員は、専門が学際領域という、いろいろな研究領域をつなぐようなところを研究されているということで、うってつけのコメンテーターと思います。私は地域デザインという専門領域で、大学で教えております。そんな2 人が今回の講座の仕込みをいたしました。まず最初に、コメンテーターのアダムソン委員から、3 人のリレートークに対するコメントをしていただいて、そのあとで、後半の論点を提案してもらおうと思います。アダムソン みなさん、どうでしたか。試食はおいしかったかな。よかったですね。今日3 人の話を聞いたら、おもしろい印象でしたね。最初は、坪川さんの公的部門のバックグラウンド、歴史と研究。本当に大切ですね。坪川さんの話は、笠原さんと岡村さんの2 人の活動の基盤、バックグラウンドですね。その後、笠原さんと岡村さんの民間部門のアプローチ。彼らは民間部門で働く。でも違うやり方がある、そっくりなやり方もあるでしょう。笠原さんの話を聞いたら、いろんなことにトライして、だめだった、でも次のことやりました。ほんとうにビジネスですね。ビジネスはどういうふうに成功するか。ほんとうにがんばりましたね。岡村さんのプレゼンテーションをきいたら、朝カフェのすごくプロフェッショナルなイメージですね。私はこのあいだ岡村さんの朝カフェのイベントに参加したときには、6 時半くらいに起きました。でもほんとうによかったですね。初めて朝ご飯でアイスクリーム食べました。その後で笠原さんのフルーツファームに行ったときには、ジェラートがいっぱいあるでしょう。ぜひ見に行ってください。今日のパネル・ディスカッションの進め方を説明したいと思います。山中先生と私と地域連携センターのメンバーで、フルーツファームになにかいいことがあるかと、何回かアグリパークにきました。いろいろ4 月から話をしました。私たちはどういう風にその場所をつなぎましょうか。どういうテーマがフルーツファームとアグリパークをつなぐでしょうか。いろいろ話をしたら、三つ大切なことがあると思います。最初は、ネクストジェネレーション。これは後継者。高齢化社会をみたら、誰が農業に入るでしょうか。誰がアグリカルチャーを続けるでしょうか。次は、特に笠原さんと岡村さんの二人の話を聞いたら、もちろんみんなそれぞれ違うビジネスモデルがあるでしょう。岡村さんの方は朝早く起きて、いろいろ葡萄の専門的なことを聞いて、自分で葡萄を切って、すごくおもしろいライフスタイルみたいな感じ。岡村さんのライフスタイルがでますね。笠原さんのことも、ビジネスモデル、どういうふうにビジネスを続けるかということですね。ビジネスモデルはどんなビジネスモデルがいいでしょうか。最後に3 番目は坪川さんのアグリパークに関係がある、特に農業の研究ですね。次の苺、次の梨などがある。アグリパークは公的機関ですね。公的機関は民間とどうつなぐでしょうか。別でない、一緒という感じですね。一緒に農業の未来をどうつくるでしょうか。三つのポイントの話になるでしょう。山中 ということで、第2 部は果樹農園の後継者の問題とビジネスモデル、それとアグリパークの支援という3 本立てで、順番にすすめていきたいと思います。そこに会場からの関連する質問を組み合わせていきたいと思います。まずは後継者がいないと展望が開けないということで、最初に後継者その人である岡村さんに、どうして後継者になろうと決意さ登壇者     :坪川藤夫氏(新潟市アグリパーク総括館長)         笠原節夫氏(白根グレープガーデン代表取締役)         岡村直道氏(燕三条「畑の朝カフェ」実行委員・岡村葡萄園)コメンテーター :ジョン・アダムソン(新潟県立大学国際地域学部教授)コーディネーター:山中知彦(新潟県立大学地域連携センター センター長、新潟県立大学国際地域学部教授)第2回公開講座新潟における果樹農園の展望第2部 座談会・情報交換会University of NIIGATA PREFECTURE 28