ブックタイトル平成26年度公開講座記録集

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平成26年度公開講座記録集

平成26年度新潟県立大学公開講座「新潟における食の風景」あと、中央のほうは非常に経済が良くなっていますが、地方のほうはなかなか中小零細企業も含めて財布の中身は非常に厳しくなっています。うちの場合は、お客様が余暇に合わせて楽しめるような考え方でやっていて、一日家族で1 万円持って朝出てきたら、知らないうちにお金を使ってしまったなというパターンでお帰りいただいて、帰るときに楽しかったねと言って帰っていただければ、またリピーターとして戻ってきて頂けるなと考えて行っているところです。先ほど坪川さんが言われた、新潟市が農業特区を取って、大きな農家とか色んな方々が農業産業を作るなかで、私は非常に怖いものを感じております。私の身の丈がありませんので、自分のできる範囲内で努力して、商社さんがうちの加工品を販売してくださいという話はたくさんありますけど、私の力が今そこまでありませんので、勘弁してくださいと。加工して大きなものを作った段階で販売力がそこまでありませんので、無理をせずにできるところからひとつずつやっていってお客様が前向きで楽しんでいただいて、そこから口コミに広がってるパターンがやはり農業のかたちなのかなと。いっぺんに大きな花火を上げずに、コツコツやっていって喜んでもらうようなパターンを持っていきたいなと思っているところです。一番はやはり先ほど言われた、それこそ家族経営からスタートしておりますので、やはり家族の努力がすごく大事だと思いますし、あと、今のスタッフ。地域の方々が全面的に本当に協力してくださってるので、人間の道徳を忘れずお返ししながら、産地維持ができればなと常日頃思っているところです。大分時間が過ぎてしまいましたが、そのようなことでよろしくお願いします。「燕三条プライドプロジェクトにおける畑の朝カフェについて」燕三条「畑の朝カフェ」実行委員・岡村葡萄園 岡村 直道みなさん、こんにちは。燕三条「畑の朝カフェ」実行委員で新潟市の西蒲区で葡萄農家を営んでおります岡村と申します。私はこの南区の隣の新潟市西蒲区で、旧中之口村という地域で生まれ育ちました。小中高地元で育ちまして、大学は神奈川県に2年、東京に2 年、関東のほうで生活をいたしました。兄弟が3 人、私を含めて3 人おりまして、全員男で、私はその真ん中で次男ということもあって、大学が終われば、きっと地元を離れて東京かどこかその辺でなんか仕事をして、気楽に暮らすんだろうなと思っていたんですが、色んな巡り会わせがあって、いま地元で葡萄農家を始めて12年くらいなっております。葡萄農家をしながら、色々地元で活動をしているんですけれども、燕三条畑の朝カフェという取り組みに参加しております。なんで新潟市民なのに燕三条で活動するんだということをよく聞かれるんですけど、私のところから、新潟駅まで車で早くて50分、燕三条駅まで15分ということで、近いというのが一番単純な理由なんですけれども、まあ、そんなことで、割と燕三条を起点にして活動することが多くなっております。今日みなさんにご紹介する畑の朝カフェという取り組みなんですけど、まずその雰囲気というか空気感を皆さんに味わっていただくべく、ちょっと動画というか、スライドショーを見ていただきたいと思います。( 4 分間の音楽付きスライドショー)ありがとうございました。伝わりましたかね? なんとなく雰囲気が。もう今日帰っていい? みたいなそんな雰囲気で嬉しいです。こんな雰囲気なんですけれども、これを詳しくスライドを使って説明していきたいと思います。●燕三条プライド・プロジェクトと「畑の朝カフェ」この燕三条の畑の朝カフェという取り組みなんですけど、母体となっているプロジェクトがありまして、それが、それが燕三条プライド・プロジェクトという名前です。この燕三条プライド・プロジェクUniversity of NIIGATA PREFECTURE 24