ブックタイトル平成25年度公開講座記録集

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平成25年度公開講座記録集

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平成25年度公開講座記録集

第2回公開講座 ふーど工房ゆうこ個人が、何かこう不平等に感じているんですが、「何かいい方法ありませんかね」と言ったときに、大臣はさっと、「農政局長に相談してね」と言ったんですね。局長は帰りの電車の中で、即調べたそうです。私はこの後に、ちゃんと大臣あてに、ご無礼したことのおわびのお手紙を書きました。今も新潟駅に局長が来ると、「五十嵐さん」というふうに声を掛けてこられます。本当に六次産業化の認定をいただいたおかげでして、そうでなかったら大臣とこんなツーショットなんかありません。私のこのツーショットの写真は、新潟競馬場に行くとあります。実は私の笹団子は新潟競馬場でも売っていまして、夏競馬の後半、最終日と、その前の週は私自身が売りに行きました。来年、春競馬になったらぜひ行ってみていただきたいと思います。本当にそういった出会いがあって、この写真で、こちらの若い方、三条市長です。ちょっと年を取ったこの方、三条の経済部長です。これは三条マルシェです。今、新潟のマルシェはしぼんじゃったんですが、三条マルシェはものすごく勢いがよくて、10月には200店舗以上の店が並んだぐらいで、今、新潟県内で最大級と言われています。私は六次産業化の認定を取る前ぐらいから、秋に三条マルシェがスタートしたときからずっと出ていまして、ほぼ毎回ですね。結局私が大きくなれたというのもそうですし、イベントで初めて笹団子を売ったというのも三条マルシェがスタートだったのです。『ダンチュウ』という雑誌に今年6 月、下田の笹団子ということで載せていただきました。市長には、涙が出るぐらい嬉しかったと言っていただきました。経済部長もそうなんですが、皆さん、私がこういった場に立つということもそうですが、すごく喜んでいただいておりまして、今回この写真も「ぜひ使わせていただいていいですか」と言ったときに、経済部長、「ああ、いいですよ。ちゃんと市長にも話しておきますから、どうぞ使ってください」というふうに言っていただいています。私のように、女性で、まあ、中身は男かもしれませんけれども、やっていく中で、皆さん、市をあげて、いろいろな形でバックアップしていただける、今回の建物の中の10%も三条市の予算をいただきましたので、そういった意味では本当にありがたいなと思っております。起業しなければ、なかなか出会えなかった方が多いんじゃないかなと思っています。今年の夏、新潟市にNPOの笹団子研究会を認定していただきました。それによってものすごく裾野を広げていただきました。私は副理事なんですけれども、設立の背景は、笹団子は全国に誇れる新潟自慢であるということです。お土産としては断トツなんですね。新潟の観光産業の中で、1 K 5 Sという言葉があります。1 Kは米、5 Sは、酒、魚、佐渡、スキー、笹団子です。お土産については、断トツ1位は笹団子、2 位は柿の種、3 位は米。さあ、4 位は皆さん何だと思いますか。多分、皆さん思いつかないと思うんですが、今は、ル・レクチェに関わるものがものすごく品物が多くなっていて、5 位にやっと酒が来ています。その断トツの笹団子なんですが、今、家庭では消えてしまいそうになっています。昔は家庭で笹団子を作ることによって、絆がありました。6 月、笹が大きくなった土曜日に、田植え休みと称しまして、笹団子を作って家で食べる、親戚に配るという習慣が、今もまだ下田ではあります。端午の節句もそうですが、家庭の中で絆になっていた笹団子が消えそうになっているということで、NPOの笹団子研究17 University of NIIGATA PREFECTURE