平成24年度新潟県立大学 公開講座

平成24年度新潟県立大学 公開講座 page 70/80

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平成24年度新潟県立大学公開講座「阿賀野川流域から世界へ」いしいご飯が炊けたんですね。これはなんかイベントのときに、われわれの会社のアピールとしていいんじゃないかなと、この阿賀野川が流れて、今までやって....

平成24年度新潟県立大学公開講座「阿賀野川流域から世界へ」いしいご飯が炊けたんですね。これはなんかイベントのときに、われわれの会社のアピールとしていいんじゃないかなと、この阿賀野川が流れて、今までやってきた歴史の説明にいいんじゃないかということで、まあそれでちょっといろいろとやっているうちに、あの、やっぱりお客さまのほうから、「ぜひ、あれ、復刻させてくれないか」と、「これ、自分も欲しいんだけどやってくんねえかな」という声がありましてですね、あがのがわ環境学舎さんといろいろ取り組んでいるうちに、そういうお客さまも大勢現れまして。で、この春に復刻させることになりました。で、われわれがですね、今後こういったものを使ってする前に、炭で炊けるんですけども、環境にもいいものをこれからも取り組んでいって、昔の人のほうがおいしいのを食べていたという事実もね、皆さんに知ってもらいながらアピールしていきたいと思います。どうもありがとうございました。田口:お米の名誉のために申し上げますが、炊く前の処理がちょっと悪かったですね。渡邊先生、コメントを。渡邊:地域連携運営センターの運営委員の1 人の渡邊と申します。私の所属は、人間生活学の健康栄養学科のほうにおりまして、専門は栄養科学です。お米のたんぱく質の機能につきまして、十数年前から、新潟大学農学部・医学部の先生と共同研究をしております。昨日、田口先生から、お米をとぎたいんだけれども、ざるとボールが欲しいと。で、おいしいご飯の炊き方を知っていらっしゃるのかなと思ったんですけれども、お任せをしておいたんですけれども。昨日から研いでつけておいたということで、せっかくのお米が残念な…もう少しおいしい研ぎ方を、ちょっとお教えすればよかったかなと今ちょっと思っているところで。まあこのぐらいでやめておきましょう。田口:ほんとはですね、もっとおいしいお米で、例えば、こうやってですね、食べ終わった後に、この強い粘りで、お茶わんにちゃんとくっ付くかどうか。せっかく小田さんに、うまく炊いていただいたのにこういうことで申し訳ありませんでした。◆四日市学から阿賀野川への示唆司会:後半は朴先生からコメントをいただきたいんですが、今朝こちらにお着きになってからすぐ、環境と人間のふれあい館にお出掛けになって、中の所蔵資料ですとか、周りの風景を少しご覧いただきました。そこでお感じになったこと、われわれへの示唆を含めてお話を賜れればと存じます。朴:環境と人間のふれあい館には、恐らく8 年前お邪魔した覚えがあります。そのときに感じたのは、これは決して悪い意味じゃなく、新潟水俣病の資料館という名前がなんでないんだろう。正直にそういうふうに思いました。環境と人間のふれあい館というのを、よそ者が、タイトルというか、この館の名前を聞くだけで、新潟水俣病の資料館と思うのかなという思いがありました。で、今もその気持ちは変わってはいません。もうちょっと深くお勉強してみると、恐らく、環境と人間のふれあいという名前を付けた由来やいろんな狙いやいろんなことも分かるんだと思っておりますけれども、四日市はまだ資料館もないからなんとも言えないんですが、今の、環境と人間のふれあい館というのは、新潟じゃなくても、どこにでも付けようと思えば付けそうな名称かなっていう気持ちには変わりはありません。それをどういうふうに思うのかなということに、恐らく、新潟水俣病の原点が見えるのかなという気がします。新潟水俣病の教訓を生かして、次の世代につなげ、世界に発信をしていくのかというのをよく考える必要があるかなというのが一点。今日お話を伺ったときも、まだもやもやっていう言葉は失礼な言葉なんですけれども、ちょっと分からないところがあるなというのが一点あります。阿賀野川は、川の大きさと水量とか見ると日本一大きい立派な川だと私も初めて聞きました。私は支University of NIIGATA PREFECTURE 68