平成24年度新潟県立大学 公開講座

平成24年度新潟県立大学 公開講座 page 15/80

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第1回公開講座 バスツアー 阿賀野川流域を知る現代の見学者からは「猫400号はかわいそうではないか」という反応があることに苦慮しているといいます。患者の人権を考えて、多くの病状写真等が撤去された結果、現....

第1回公開講座 バスツアー 阿賀野川流域を知る現代の見学者からは「猫400号はかわいそうではないか」という反応があることに苦慮しているといいます。患者の人権を考えて、多くの病状写真等が撤去された結果、現実に起きたこととして水俣病を感じることができない、という訳です。簡単に答を出せる訳がありませんが、やはり一人でも多くの人に、このようなことがあったのだ。そしてそれは今でも続いている、ということを知ってもらい、そしてそれぞれに考える。今できることはと考え、行ったのが環境と人間のふれあい館訪問です。●新潟東部太陽光発電所・安田瓦ロード天気は時折土砂降りに。月岡温泉から出湯、五頭、今板、村杉の温泉郷前を経て陸上自衛隊大日原演習場前からまず新潟東部太陽光発電所へ。工業団地の一角に作られた、積雪地でも太陽光発電が可能であることを実証する県立のプラントです。太陽光パネルそのものはもう珍しくないでしょうが、合計5 ヘクタール超の敷地に2 メガワット(2000kW)のパネルが並ぶのは圧巻です。自治体立として初めての施設でしたが、2 年間の運用が高成績であったため、さらに現在地の周辺に15メガワット分の増設計画が進められています。水の豊かさから多数の水力発電所が作られた阿賀野川ですが、もう一つ。阿賀野川がつくった平地を利用した再生可能エネルギー利用ということも実用化されている訳です。休止中の柏崎刈羽原子力発電所の出力は、1 機あたり1,100?1,356メガワット。1 機あたりは太陽光パネルの敷地にすると現在の550倍、2750ヘクタール、つまり27.5平方キロですから、阿賀野市の面積の8分の1 、新潟市東区なら7 割が必要になります。柏崎刈羽原発の敷地4.2平方キロの6.5倍ですね。隣接する安田瓦ロードも車窓からの見学。阿賀野川が運んだ粘土で焼かれるのが安田瓦。日本に瓦の太陽光発電所四日市市環境学習センター安田瓦シンボルモニュメント横断地下道入口13 University of NIIGATA PREFECTURE