子ども学科の3つの特長

1子ども学科の理念に基づいてつくられた高度な専門的知識・技術を学ぶ。

子ども学科のカリキュラムは、基盤科目(外国語、基本技能、現代教養)と展開科目からなっています。さらに展開科目は学部共通科目と学科専門科目からできており、学部共通科目で人間生活学部が目指す人間としての基本的知識を身につけ、学科専門科目で子ども学科の理念に基づいて高度な専門的知識・技術を学びます。

2学生の知的好奇心に十分こたえられる多くの科目から成り立つ。

学生の知的好奇心に十分こたえられるよう「保育の本質と目標」「子どもの心とからだ」「子どもの文化」「保育の内容・方法」「地域社会と福祉」「実践演習」「実習に関する科目」という7つの科目群から成り立っており、学生がそれぞれの関心や将来の進路等に応じて主体的に学べるように編成されています。

3保育や福祉などの現場で中核として活躍できる人材を養成する。

保育や福祉などの現場で中核として活躍できる人材を養成するために、現場との結びつきを大切にしています。その代表例が「実習に関する科目」で、幼稚園、保育所、社会福祉施設等における実習が体系的に配置されています。実習以外の科目でも、学外のさまざまな施設等に出かけ、子どもと一緒に遊んだり、現場の人などと話し合ったりします。

取得できる資格

  • 幼稚園教諭一種免許状
  • 保育士資格
  • 社会福祉士国家試験受験資格

履修モデル(平成29年度)

想定される卒業後の進路

  • 幼稚園、保育所、認定こども園
  • 地域子育て支援センター、NPO
  • 児童福祉施設をはじめとする社会福祉施設
  • 行政機関(一般職、教育職、福祉職)
  • 民間企業(子どもの玩具・絵本などの会社)

科目一覧(平成29年度)

※学部共通科目を除く

1年次
1セメスター 2セメスター
  • 児童家庭福祉
  • 造形基礎
  • 教育原理
  • 保育者論
  • 社会福祉論
  • 乳幼児発達心理学
  • 子どもの運動
  • 子どもの造形
  • 子どもの音楽
  • 歌唱
  • 保育内容(人間関係Ⅰ)
  • 子育て支援論
2年次
3セメスター 4セメスター
  • 保育原理
  • 相談援助演習Ⅰ
  • 教育心理学
  • 子どもの食と栄養
  • ピアノⅠ
  • 児童文学
  • 運動技能
  • 保育内容(環境Ⅰ)
  • 保育内容(音楽表現Ⅰ)
  • 保育内容(造形表現Ⅰ)
  • 乳児保育Ⅰ
  • 障がい児保育
  • 幼児教育課程論
  • 障がい者福祉論
  • 社会保障論Ⅰ
  • 高齢者福祉論Ⅰ
  • 幼稚園教育実習指導*
  • 幼稚園教育実習Ⅰ**
  • 幼児教育学
  • 相談援助の基盤Ⅰ
  • 相談援助の基盤Ⅱ
  • 教育制度
  • ピアノⅡ
  • 子ども文化
  • 保育内容(総論)
  • 保育内容(言葉Ⅰ)
  • 保育内容(環境Ⅱ)
  • 保育内容(音楽表現Ⅱ)
  • 乳児保育Ⅱ
  • 家庭支援論
  • 社会保障論Ⅱ
  • 保健医療サービス論
  • 相談援助の理論Ⅰ
  • 相談援助の方法Ⅰ
  • 幼稚園教育実習指導*
  • 幼稚園教育実習Ⅰ**
3年次
5セメスター 6セメスター
  • 教職概論
  • 社会的養護
  • 子どもの保健Ⅰ
  • 幼児理解・教育相談
  • 臨床心理学
  • ピアノⅢ
  • 保育内容(健康Ⅰ)
  • 保育内容(言葉Ⅱ)
  • 保育内容(造形表現ⅡA)
  • 保育内容(総合表現)
  • 社会福祉のニーズと政策
  • 障がい者福祉演習
  • 地域福祉論
  • 相談援助の理論Ⅱ
  • 相談援助の方法Ⅱ
  • 保育・教職実践演習
  • 保育実習指導Ⅰ***
  • 幼稚園教育実習指導*
  • 幼稚園教育実習Ⅱ
  • 乳幼児保育実習Ⅰ
  • 子どもの保健Ⅱ
  • 子どもの保健演習
  • ピアノⅣ
  • 子どもの遊び文化
  • Music Education around the World
  • Picture Books and Toys in the World
  • 社会的養護内容
  • 保育内容(健康ⅡA)
  • 保育内容(健康ⅡB)
  • 保育内容(造形表現ⅡB)
  • 保育方法・技術
  • 保育内容(人間関係Ⅱ)
  • 生活支援技術
  • コミュニティ・ワーク論
  • 公的扶助論
  • 権利擁護と成年後見制度
  • 相談援助演習Ⅱ
  • 高齢者福祉論Ⅱ
  • 更正保護制度論
  • 保育実習指導Ⅰ***
  • 施設実習Ⅰ
4年次
7セメスター 8セメスター
  • 子どもの心とからだ
  • 子どもの発達相談
  • 発達障がいのある子どもの理解と支援
  • 医学概論
  • 子育て支援演習
  • 子どもと絵本・昔話
  • 福祉行財政と福祉計画
  • 福祉サービスの組織と経営
  • 就労支援サービス論
  • 保育実習指導Ⅱ(乳幼児保育)
  • 乳幼児保育実習Ⅱ
  • 保育実習指導Ⅱ(施設)
  • 施設実習Ⅱ
  • 相談援助実習指導Ⅰ
  • 相談援助実習Ⅰ
  • 卒業研究****
  • 保育・教職実践演習Ⅱ
  • 相談援助演習Ⅲ
  • 相談援助演習Ⅳ
  • 相談援助演習Ⅴ
  • 相談援助実習指導Ⅱ
  • 相談援助実習Ⅱ
  • 卒業研究****

※ 同一数の * は、通年および年度をまたいで継続する科目である。

授業紹介

幼児教育学

教育とは、子どもの中にしまい込まれている「タカラモノ」を発見し、育てていくロマンにみちた素敵な仕事です。幼児教育者に必要な基本的知識を学ぶとともに、家庭や幼稚園・保育園などでおこっている子どもの問題を考えます。

子育て支援論

子育て支援とは何か、なぜ保育士や幼稚園の教諭になる人たちが学ぶ必要があるのか、そして具体的にどのような取り組みが行われているのかを学んでいます。実践例を知ることで、子育て支援者として必要な知識や技術についての理解を深める内容となっています。

幼児体育

運動が人の成長や発達に効果があることを考えると、子どもの時期に運動が「好き」あるいは「楽しい」と思えるような、前向きな態度を持てることは大切です。「幼児体育」では、子どもの活動意欲を高めるにはどのようにしたらよいのかということを学びます。

保育内容(音楽表現)

音楽は、何気ない遊びの中で子どもの内面にあるイメージや感情をストレートに表現しやすい手段です。どんなに小さな表現も見逃さずに受け止め、豊かな創造力にあふれたものとなるよう展開させる方法を学びます。実際に市内の幼稚園保育所の子ども達と交流するコンサートを予定しています。

相談援助の基盤Ⅰ

社会福祉士が、たとえば児童福祉の現場で子どもたちと一緒に「あそび」を行うことがあります。「あそび」は「相談援助」なのか。その理由を知ることが、社会福祉の科学性や専門性を知ることにつながります。

在学生からのメッセージ

2年生(男性)

子ども学科では、個性的で面白い先生方と一緒に、子どもの成長や教育・保育などから社会福祉に関わることまで、この学科ならではの独特な科目を楽しく学ぶことができます。他にも、勉強だけでなく、サークル活動や学外でのボランティア活動、アルバイトなど様々な活動・体験ができます。また、大学には様々な人がおり、人はその人の考え方、スタンスを持っている、ということをとても実感することができます。そのような様々な考え方などに触れて、自分の世界が広がっていけるのを肌で感じることができて、毎日が新鮮で楽しいです。

3年生(女性)

県立大学では、乳幼児期の子どもの保育についての勉強や音楽・美術・体育の実技科目、社会福祉関連の授業、さまざまな施設での実習など、幅広く勉強ができて、とても楽しいです。例えば幼稚園教育実習では、子どもたちと生活していく中で、子どもには一人ひとりの個性があり、性格も違うので、一つの答えがないということがよく分かりました。実習は大変なこともありますが、子どもたちと楽しく関われ、自分の成長を実感でき、充実した日々を送ることができます。

3年生(女性)

私がこの大学に来てよかったなと思うことのひとつは、学生同士の仲のよさです。子ども学科は1学年が40人程度と少ないせいもあり、学生同士の仲がとてもよく毎日楽しいです。体育祭や文化祭は団結して全力で楽しみます。私達の学年は2年生のときの文化祭で40人全員でダンスを踊りました。忙しい中で予定を合わせ練習し、本番はとても楽しむことができました。こうした、和気あいあいとした雰囲気はこの大学やこの学科の魅力だと思います。

4年生(女性)

子ども学科では保育士や幼稚園教諭の免許取得だけでなく、国家資格である社会福祉士の勉強ができる点も魅力の一つだと思います。例えば高齢者施設での実習では、高齢者の方と直接関わるだけでなく、生活環境を整えるなどの社会福祉士の業務について学ぶ機会がありました。また、学内では事例検討の演習もあり、これらを通して現場での課題に気づくなど様々な角度から物事を考える力が身についてくると思います。

子ども学科のQ&A

Q幼稚園教諭免許や保育士資格は短期大学でも取得できますが、四年制大学で学ぶメリットを教えてください。
A幼稚園教諭2種免許や保育士資格は、短期大学でも取得できます。しかしながら、今日、幼稚園教諭や保育士には、子どもを保育することとともに、子どもの保護者に対する支援や地域の子育て家庭に対する支援を行うことが求められるようになっています。子育て支援のためには、福祉や心理等の知識・技術が欠かせません。子ども学科では、保育の現場で中核として活躍できる保育者を養成するために、社会福祉士国家試験受験資格に必要な福祉系の科目をはじめとする多様な科目を設置することで、子育て支援の現場に必要な知識や技術を学ぶことができるようになっています。また4年間という時間のなかで、ボランティア等に積極的に取り組むことも可能です。
Q幼稚園教諭・保育士・社会福祉士と3つの資格を卒業時に取得することはできますか?
A幼稚園教諭・保育士資格・社会福祉士国家試験受験資格について、3つの資格を卒業と同時に取得することができます。まず、幼稚園教諭と保育士についてですが、これらの免許・資格は、在学中に必要な単位を取得することによって可能です。次に社会福祉士についてですが、社会福祉士は、在学中に必要な単位を取得することで、国家試験の受験資格を取得することが可能となり、例年1月に行われる国家試験に合格することによって、資格を取得することになります。
Q幼稚園教諭と保育士の両方の資格を取得するメリットを教えてください。
A小学校に入学する前の子どもたちの居場所の代表が幼稚園・保育所です。それぞれ管轄する省庁や対象とする児童の年齢等の違いはありますが、保護者のニーズや地域特性などから、これらを一体化しようという方向性にあります。その代表が認定こども園という教育・保育機能を持ち合わせたものです。このような施設が増えてくること、また幼稚園や保育所の求人を見ていても、いずれの資格も取得している人材を求めていることからも、両方の資格を取得することが望ましいといえます。
Qピアノを弾いたことがないのですが、入学してから練習しても間に合いますか?
A子ども学科では、幼稚園教諭や保育士資格取得に必要な単位として、ピアノの科目が設置されています。この授業では、各学生のレベルに応じて、少人数でのグループレッスンを行い、きめ細かな指導を行っています。入学してからピアノを始めても、卒業時には、現場で必要な演奏技術や表現力を身につけることができます。また、授業に必要な練習のためのピアノ練習室も完備されています。

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